2021/07/08 松永商店の意志Vol.2 ここからは、内輪の伝聞に過ぎないが、そんな時代背景のなか故郷の新潟から曾祖父が釘一本を持って上京する。わらしべ長者(長者ではなかったと思うが)のように地道に販路を拡大し続け、やがて東京荒川の地に一軒の店舗兼住宅を構える程になった。故郷の新潟から親戚を呼び迎え、住まいや仕事を用意していたそうだ。仮に、令和の現代だとしても誠に脱帽なのだが、物資の乏しい戦争が繰り返されていた頃の話なのだから驚かされる。